2022.06.15 日本の健康保険制度
健康保険制度は、日本で生活する中で、病気や怪我になってしまい病院へ行く時に重要な制度です。
今回は、留学生と会社で働く外国人社員を例にあげて説明します。参考にしてください。
■外国人も必ず加入する必要がある
健康保険制度は、観光など短期滞在の人以外は、必ず加入しないといけない制度です。
この制度に加入すると、健康保険証というカードをもらいます。カードを持って病院へ行くと、支払う治療費が合計金額の3割だけになります。(治療費が10,000円の場合は、3,000円を支払う)
■留学生の場合
市役所で手続きをして、自分で保険料を支払う必要があります。保険料を払うための紙は、自分の住所に届きます。
保険料は、1ヶ月約2,500円です。
■会社で働く場合
会社で保険に加入する手続きをしてもらいます。健康保険証も会社からもらいます。
保険料は、毎月の給料から天引きされます。年収や年齢、家族がいるかどうかで金額が変わります。
例)
20代(独身)で年収が300万円→約17,000円/月
30代(独身)で年収が500万円→約30,000円/月
保険料を支払わずに滞納していると、ビザの更新や変更が不許可になります。特に留学生は注意してください。